4月2日

カレンダーの絵が新しくなって、春が満開。東京方面の桜は満開のようだ。直ちゃん病院の窓からは何が見えますか?桜の花びらがはらっと入ってくるといいね。

今日は教会にとって一年の中で一番大切な日だ。教会と聞けばクリスマスを思い描く人が多いかもしれないけど、まだ他にも大切にしている日がいくつかある。聖金曜日。good Friday。何故イエスさまが十字架にかけられて死んだ日をgood Fridayというのか?

札幌教会からオンラインで聖金曜日の礼拝が配信された。私がクリスチャンとなったのは、札幌教会だ。30年以上も前のことだけど、忘れられない。そのことによって、その後の人生は苦しいことが多かった。それは全てこの日を良き日というところに起因するようだ。今日から三日後をイースターと言う。イースターは教会にとって嬉しい日。いや、教会と全部を括ってはいけない。宗派によっては、よみがえりを信じないところある。それにしても、イエスさまの復活は聖書に記されている。若い頃は夢中になって聖書を学んで知識を増やすのが楽しみだったけど、もう知りたいと思うことはない。何も知らなくていい。ただ信じたい。たとえ十字架にかけられるほどの苦痛があっても、そんな時でも信じたい。悲しみも苦しみも痛みも激しい憎しみも、それでも信じられる力が欲しい。

お二階の友が白玉入りのお汁粉を持ってきてくれた。昔、母が作ってくれたような、懐かしいほのかな甘みが体の痛みを和らげてくれた。

今日はイエスさまが十字架にかけられた。それを見上げる母の名はマリア。どんな苦しみだっただろう。息子が、罪もない息子が十字架にかけられている。その苦しみの中でマリアは歌う。マグニフィカート、マリアの讃歌。